感動の最終話! 「ひろがるスカイ!プリキュア」1月28日放映まとめ「涙の別れ! 続いていくヒーローの物語」
世界一プリキュアにくわしいプリキュア専門ライターが、1月28日放送の『ひろがるスカイ!プリキュア』まとめ記事化!
2024.01.28
ライター:小渕 早紀
スカイたちとカイゼリンの友情が幻を打ち破る!
今回の第50話はついに迎えた最終話! ダークヘッドが消滅したアンダーグエナジーの海の中から、今度は大きなヘビ、ダイジャーグが出現しました。
プリキュアは、ひるむことなく堂々と5人そろって立ち向かいます。
次々に息の合った攻撃でダイジャーグを圧倒していきます。
すると今度は、ダイジャーグがカイゼリンの中に入り込み、幻影を見せ始めました。
幻のスキアヘッドが「愛している。あなたが必要だ」と言い、カイゼリンの心を揺さぶります。
でも、カイゼリンは「それは違う。私には新たな友がいる。おまえはもう必要ない」と、幻影のスキアヘッドをきっぱりと断ち切ったのです。
それを聞いて、うれしいスカイたち。
カイゼリンの中からはじき出されたダイジャーグは、ポータルに逃げ込みました。ポータルを通り、向かった先はソラシド市です。
戦いの場はソラシド市に
変身が解けてしまったソラたちは、改めて、かっこよくプリキュアに変身します。
5人で力を合わせた強力な「ひ~ろ~が~る! 世界パンチ!」を放ち、アンダーグエナジーのレーザーに対抗。
「私たちは、絶対に負けない!」スカイたちがさらに力をこめると、ダイジャーグのアンダーグエナジーを押し返し、打ち破りました!
プリキュア5人のエネルギーがダイジャーグに命中し、無防備になったところに、マジェスティクルニクルンの5人技「プリキュア・マジェスティックハレーション!」を放ち、ついに、ダイジャーグを浄化することができました。
「私の負けだ……ハレワタッタ~……」と、ダイジャーグはキラキラエナジーに変化し、空に散って消えていったのでした。
お別れ?……じゃない! これからも続くみんなの物語
ソラシド市に避難していたスカイランドの人々も、家に帰ることができます。
スカイランドのお城では、王様と王妃様がエルちゃんの帰りを待ちわびています。
アンダーグ帝国は、スカイランドと再び和平を結びました。これからは、友好関係が長く続いていくものと思われます。
カバトン、ミノトン、バッタモンダーの3人はアンダーグ帝国に戻り、これからもカイゼリンについていくことにしました。
エルレインのぬいぐるみを作り直しながら、カイゼリンは「おかしな奴らだ。こんな私についてきてくれるとは」と、カバトンたちを見て微笑みました。
青の護衛隊のベリィベリー隊員は、ソラが戻ってくるのを楽しみにしています。
虹ヶ丘家に帰ったソラたちですが、ソラ、ツバサ、エルちゃんはスカイランドでの生活に戻ることになります。
みんなで一緒に住んでいたのに、別々の暮らしに戻ることが寂しくてたまらないましろ。
エルちゃんとましろは、抱き合って大好きを伝え合い、ツバサとあげはの名コンビも、あげはがツバサのこれからを心から応援し、笑顔でお別れしました。
ソラとお別れするのがつらすぎるましろでしたが、二人はいつものように手をつないで微笑み、お別れしました。
いつでも行き来できるポータルで……、ソラ、ツバサ、エルちゃんはさっそく翌朝に虹ヶ丘家へ遊びにきたのでした!(みんなが離れ離れにならなくてうれしいですね!涙)
そして最後は、かつて、自身がシャララ隊長に助けられたように、キュアスカイがスカイランドの森で迷う小さな女の子を救うシーンが!(感動です!)
キュアスカイがその少女の憧れのヒーローとなり、これからも続いていくヒーローの物語に想いを馳せたところで、「ひろがるスカイ!プリキュア」は幕を閉じます。
自分らしく、決して一人きりではなく、友だちと支え合いながら前へ進むヒーロー像が描かれた今作。強くなくてもいい、誰かみたいになろうとしなくていい。まわりの人を支え、支えられながら、自分らしい道を進んでいくことを教えてくれました。
そして、なんといっても、今作は男子プリキュア、成人プリキュアが活躍。新しいプリキュア像がひろがりました。
さて、新シリーズでは犬のこむぎがプリキュアに変身! 次々に新しい世界を見せてくれるプリキュアに、これからも一緒についていきましょう!
小渕 早紀
東京都出身・川崎市在住。講談社の幼児誌「たのしい幼稚園」「おともだち」「いないいないばあっ!」の構成・ライティングを担当。キャラクター絵本・シールブック・知育ドリルなども手がける。現在小学生の娘2人の子育てに奮闘中。お笑い系の動画視聴が息抜き。
東京都出身・川崎市在住。講談社の幼児誌「たのしい幼稚園」「おともだち」「いないいないばあっ!」の構成・ライティングを担当。キャラクター絵本・シールブック・知育ドリルなども手がける。現在小学生の娘2人の子育てに奮闘中。お笑い系の動画視聴が息抜き。